■ 作品実績 1-5 ■
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屋根と床に3寸5分(10.5cm)の角材を敷きつめた、準プリミティブの家である。
神社・仏閣等で採用される2重土台としている為、地震の横揺れに対して強い構造となっています。
屋根の下地材に10.5cmの角の柱材を敷きつめてありますので断熱効果が非常に高く室内は夏でも涼しいです。
室内は1年中フィトンチッドに満たされています。
2面に軒下花壇を設け足下に草花を感じながら事務が出来る様に工夫しました。
工法は真壁工法で内壁は38ミリ厚のパイン材を下見風に落とし込んであります。2階は30帖の畳の間になっています。
10㎡のトップライトが2か所に設けてあり晴れた日の夜空は星々が望めます。
打ちっぱなしの外壁は汚れ防止の為に1フロアごとに上層階に行くにしたがって 外壁が12ミリずつ外側に出っ張っています。
5階には楽器演奏の音場作りの為、約20メートルの吹き抜けがあります。吹き抜けの回廊には5階での演奏が視聴できる様にオペラウインドウが設置されています。